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開催回
第59回・2014年・神戸
 

保存期CKD患者におけるエポエチンベータペゴルへの切り替え後1年間の検討

演題番号 : P-1-581

松永 智仁:1、宮下 英士:1

1:(医) 永仁会 永仁会病院 腎センター

 

【目的】当院外来通院中の保存期CKD患者においてエポエチンベータ(EPO)からペゴル(CERA)へと切り替えた症例の一年間の経過をまとめた。
【方法】腎性貧血を伴う保存期CKD患者12名(平均年齢77.3歳、男性7名、女性5名、糖尿病5名)においてEPOからCERAに切り替えを行い一年の経過を追った。全症例鉄剤は使用していなかった。
【結果】切り替え前と1年後でのHbは10.5±0.8、11.2±0.5g/dlと有意に上昇を認め(p<0.05)、eGFRは、17.27±6.45、15.53±5.64ml/min/m2、MCVは97.0±3.6、95.6±3.5fl 、TSATは42.1±10.3、43.5±11.5%と有意差を認めなかった。フェリチンは測定した症例において横ばいの傾向を示した。CERAへ変更後と一年後で使用量とESA抵抗性指数は有意に低下した。
【考察】一年の経過でHbは改善を認め、一方でCERAの使用量は減量できた。鉄代謝は一年間を通して安定しており鉄剤投与は必要なかった。
【結論】EPOからCERAへ切り替え後、安定した鉄代謝のもと良好な腎性貧血の管理が行えた。

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