演題情報

ポスター

開催回
第59回・2014年・神戸
 

鉄剤投与後の鉄動態指標に、ダルベポエチン(DPO)投与が与える影響

演題番号 : P-1-579

金 鐘一:1、中野 淳子:2、山鳥 真理:2、織田 ひかり:2、中西 昌平:2

1:千船腎臓・透析クリニック 内科、2:千船病院

 

【目的】DPO投与のタイミングの違いが鉄剤投与後の鉄動態指標の推移に与える影響の検討。
【方法】週中日DPO60μg隔週投与及び週初め含糖酸化鉄隔週投与の血液透析患者6名(男性4名、糖尿病3名、年齢77.9±8.5歳)が対象の観察研究。6名それぞれに鉄剤とDPOを1)同じ週に投与(FD法)と、2)異なる週に投与(DF法)とで投与。網状赤血球数(Ret)及び、鉄動態指標の血清フェリチン濃度(FER、ng/mL)、トランスフェリン飽和度(TSAT、%)を鉄剤投与0、2、7、14日で測定、その推移をFD法とDF法とで比較検討した。
【結果】FERは投与2日で頂値、14日まで低下したが、FD法がDF法より頂値が高かった(91.5±24.5vs.53.7±13.3、p<.01、FDvs.DF)。TSATは投与法に拘わらずDPO投与5日で底値(12.8±3.4vs.13.6±5.5、p=0.4、FDvs.DF)を示し、TSATの増減はRetの増減と鏡像をなした。
【結語】FERは鉄剤投与後に上昇するが、その上昇を鉄剤投与前のDPO投与が抑制する可能性がある。TSATは造血の亢進に伴い低下する。

前へ戻る