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開催回
第59回・2014年・神戸
 

慢性炎症によるESA低反応例に対するダルベポエチン大量投与の検討~ヘプシジンの動態との関連~

演題番号 : P-1-577

橋本 修:1、川上 茂生:2、山本 直:1

1:(医)豊栄会細江クリニック、2:健康保険熊本総合病院 泌尿器科

 

【目的】慢性炎症によるESA抵抗性貧血に対しダルベポエチン(DA)大量投与が貧血改善に有効か否か、ヘプシジンの動態と関連して検討する。
【方法】感染症を原因とする慢性炎症を合併した血液透析患者4例で、DA60μg/週投与にてHb<10g/dlの症例(平均Hb 9.0g/dl)。DAを2週毎に80,100,120μg/週と増量し、Hb 10g/dlに到達した後同じ間隔で同量に減量した。それぞれに、Hb,Fe,TSAT,フェリチン,ヘプシジン-25の推移を検討した。
【結果】DA増量前TSAT13~21%と低値、フェリチン317~2120ng/ml,ヘプシジン-25 100~380ng/mlと高値。DA増量により全例Hb≧10g/dlに上昇した。Hb上昇に伴ってフェリチンとヘプシジン-25は低下した。
【考察】DA大量投与により造血が促進され、貯蔵鉄の減少に伴いヘプシジンが低下した。
【まとめ】DAの大量投与はヘプシジンによる鉄囲い込みを解除する。

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