演題情報

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開催回
第59回・2014年・神戸
 

ESA製剤間における貧血改善効果・鉄代謝の比較検証

演題番号 : P-1-575

石原 祐美:1、石原 邦洋:1、佐藤 清人:1、井下 謙司:1

1:(医社) 豊南会 香川井下病院

 

【目的】現在ESA製剤は従来のrHuEPO製剤に加え,持続型製剤としてダルベポエチンアルファ(以下ネスプ)とエポエチンベータペゴル(以下ミルセラ)が使用されている.ESA製剤毎に半減期や投与頻度が異なるため,造血作用や鉄代謝に差異があることが報告されており,当施設における貧血改善効果や鉄代謝をESA製剤間で比較検証した.
【方法】2013年1月よりrHuEPO製剤・ミルセラの投与を受けている維持透析患者をネスプに変更し,変更前後でESA投与量・Hb濃度・MCV・RDWや鉄代謝指標を比較した.
【結果】ESA変更前ではrHuEPO製剤投与患者11名とミルセラ投与患者10名の間にHb濃度や鉄代謝指標に差は認められなかったが,ミルセラ投与患者でMCVは低値を,RDWは高値を示し有意な差が認められた.
【考察】rHuEPO製剤とミルセラにて同等に貧血管理がなされている状況下においてMCVやRDWに差が認められたことから,ESA製剤間で造血状態や鉄利用に差があること考えられた.更にネスプ変更後のデータを含めた比較検証結果を本学会にて報告する.

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