演題情報

ポスター

開催回
第59回・2014年・神戸
 

腎性貧血に投与した各ESA製剤における鉄動態の比較

演題番号 : P-1-574

渡部 優作:1、檜垣 淳:1、寺戸 隆:2、松本 充司:2

1:(医)順天会放射線第一病院 透析室、2:(医)順天会放射線第一病院 泌尿器科

 

【目的】今回、半減期の異なるESA製剤で血清鉄、血清フェリチン値等の推移を調査し、鉄代謝における影響を比較検討した。
【対象】当院で維持透析を3カ月以上施行しており、調査中および、調査開始3カ月以上前から鉄剤の投与を行っていない血清フェリチン値100ng/ml以上の患者8名。
【方法】半減期の異なる3種類のESA製剤を3カ月ごとに切替え、Hb濃度、血清鉄、血清フェリチン値、TSAT、MCVを月2回測定し、その推移を比較した。
【結果】EPO、DA群においては、各検査項目は比較的安定して横ばいで推移した。一方、CERA群においては、CERAの投与に合わせて各検査項目で上下動が認められた。
【結論】CERA群での各検査項目の上下動は、CERA投与により一過的に造血や鉄利用が亢進するためと考える。ESA製剤の確実な薬効を期待するためには、体内に十分量の鉄があることが求められるが、CERAは他のESA製剤と鉄動態が大きく異なるため、その特徴を考慮した鉄剤の投与が必要であると考える。

前へ戻る