演題情報

ポスター

開催回
第59回・2014年・神戸
 

当院における動脈アクセスポートの使用と検討

演題番号 : P-1-558

清水 麻衣子:1、谷山 宣之:1

1:IMSグループ(医)明生会 イムス札幌消化器中央総合病院 臨床工学科

 

【目的】バスキュラーアクセス(VA)として動脈アクセスポート(Arterial Access Port,AAP)を作製、使用した例からAAPの有用性について検討する。AAPは一端を閉じた5cm程の人工血管を動脈に吻合し、人工血管部分から穿刺した針を動脈に留置して脱血を得る。【症例1】80歳女性。心不全によりカフ付カテーテルにて維持透析中であったが脱血不良の為AAPを作製。その後穿刺困難、脱血不良の為継続は困難となった。【症例2】66歳男性。穿刺困難によりカフ付カテーテルにて維持透析中であったが脱血不良の為AAPを作製。現在も問題なく使用している。【考察】症例1で使用した動脈は内径が小さく、人工血管部分に比べ吻合部が狭くなったことから穿刺困難に至ったと考える。【結語】AAPは人工透析におけるVAとして有用であるが、継続的な使用には動脈の内径も考慮する必要がある。また、穿刺は容易ではなく穿刺技術が必要である。今後、発達した動脈を用いてAAPを作製した際の経過も検討する。

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