演題情報

ポスター

開催回
第59回・2014年・神戸
 

自己血管シャント感染により菌血症、肺膿瘍、化膿性脊椎炎を発症した一例

演題番号 : P-1-537

押尾 麻衣:1、藤井 徹朗:1、藤井 琢磨:1、草浦 貴史:1

1:平塚共済病院 腎臓内科

 

【症例】85歳 女性【現病歴】巣状糸球体硬化症による末期腎不全のため2011年5月より透析導入。2013年2月末よりシャント穿刺部の腫脹が出現し増悪、3月5日に同部位が破裂し救急受診。来院時、破裂部は圧迫止血されていたが、表面が薄く再破裂のリスクもあり緊急でシャント閉鎖術施行。CRP38.96、WBC11200と炎症反応高値。腰痛著明で、化膿性脊椎炎の合併も疑われた。胸部CTで腫瘤影あり、血液培養よりCNS陽性。経過より、シャント感染からの菌血症、血行性に化膿性脊椎炎、肺膿瘍を発症したと考えられた。抗生剤はMEPM、VCM、CEZで開始、炎症反応は改善し、MEPMは2週間継続、CEZは1ヶ月継続。透析は、短期留置カテーテルでの透析を施行、炎症反応改善後にシャント上部移設術施行。【結語】自己血管シャントによる菌血症、肺膿瘍、化膿性脊椎炎を発症した症例は稀で、自己血管シャント感染の報告を含めて検討する。

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