演題情報

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開催回
第59回・2014年・神戸
 

血液透析用カテーテル留置中に深部静脈血栓症および腸腰筋膿瘍を合併した1例

演題番号 : P-1-536

齋藤 久夫:1、小島 由太:1、佐藤 天童:1、三上 穣太郎:1、石村 大史:1、北原 竜次:1、岡本 亜希子:1、三國 恒靖:1、舟生 富寿:1

1:鷹揚郷腎研究所弘前病院 泌尿器科

 

血液透析用カテーテル留置中に深部静脈血栓症、腰椎化膿性脊椎炎、腸腰筋膿瘍を合併した1例を報告する。患者は65歳、女性。維持HD中、外傷性くも膜下出血で入院するも、左AVG閉塞し、左大腿静脈より透析用カテーテルを挿入。右前腕AVF造設するも、血流不良。入院後153日目に、左下肢深部静脈血栓症にて、同カテーテル抜去し、右内頚静脈より透析用カテーテル挿入。その後、IVCフィルター留置。入院後190日目に、腰椎化膿性脊椎炎、腸腰筋膿瘍の診断。抗生剤投与開始し、入院後210日目に右上肢ブリッジグラフト手術施行。翌日、右内径カテーテル抜去し、グラフト穿刺でHD施行。IVCフィルターも抜去し、その後も抗生剤投与を継続し、入院後、約370日になる現在、感染は軽快した。血液透析用カテーテル留置期間は、カテーテル血流感染症や転移性感染症のリスクを伴うため、約2~3週間に留めるよう努力することが、肝要と考えられた。

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