演題情報

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開催回
第59回・2014年・神戸
 

穿刺困難を来した患者に対するBHの有用性

演題番号 : P-1-530

浅川 ヒロ子:1、松岡 由美子:1、藤岡 千夏:1、加賀谷 誠:1、結城 ゆり子:1、関 正則:1

1:上野透析クリニック

 

【はじめに】穿刺トラブルは、シャント閉塞の原因になるだけでなく、患者に不安を与える。今回穿刺困難を来した患者に対してBHを作製し、穿刺トラブルを回避する事ができたので報告する。
【症例】87歳男性。シャント狭窄により返血部の確保が難しく、穿刺トラブルが続いた。狭窄部より末梢側の血流は保たれており、脱血部の穿刺には影響がなかったため、再建せずシャントを温存することになった。しかし患者は、穿刺ミスによるシャント閉塞の不安が募り、一部のスタッフに対して穿刺拒否がみられた。このため、どのスタッフでも穿刺ができるようにBHを作製した。
【結果】BHを作製した事でシャントを温存しつつ穿刺トラブルを回避することができ、穿刺に対する不安は軽減された。
【まとめ】「BH穿刺は穿刺痛の強い患者に適応することが望ましい」とされているが、穿刺困難な患者にもBHは有用であり、穿刺トラブルを回避することで、患者だけでなくスタッフに対しても、穿刺に対する不安は軽減されると考える。

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