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適正な止血バンド法の検討 演題番号 : P-1-527 藤麻 久美子:1、弘津 トミ子:1、橋本 亜紀:1、吉本 桐子:1、増田 寛美:1、松永 真由美:1 1:独立行政法人国立病院機構柳井医療センター 透析センター
【目的】当院は終末期の入院維持透析が主体で、シャント狭窄を繰り返す患者が多い。また、止血バンド法を用いており、圧迫が強過ぎるとシャント閉塞の原因にもなるため、バンド圧は重要である。しかし現状はバンドの巻き方も個々で異なり、バンド圧も把握していない。そこで、適正な止血バンド法について検討した。
【方法】携帯型接触圧力測定器パームQを用いて、個々のバンドの巻き方による圧を調査し検討する。検討後の方法で患者への止血操作時のバンド圧を調査する。 【結果】個々のバンドの巻き方による圧は30~100mmHgと個人差があり、巻き方を重ね折りに統一したところ、12~26mmHgとなった。患者への止血操作時のバンド圧は13~37mmHgであったが、シャントの状態などにより40mmHg以上となる患者もいた。 【考察】統一した巻き方を習得することで、バンド圧の個人差が減少した。バンド圧は40mmHg以下が適切と報告されているが、シャントの状態などにより40mmHg以上になることも否めないと考える。 |
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