演題情報

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開催回
第59回・2014年・神戸
 

シャント閉塞の原因は?

演題番号 : P-1-525

大川 博永:1、八幡 純子:1、溝口 貴之:1、柴原 伸久:1

1:有澤総合病院 バスキュラーアクセスセンター

 

【はじめに】バスキュラーアクセスは血液透析に必要不可欠で、以前より閉塞に至る症例の殆どは狭窄があり、何らかの原因で閉塞に至ると考えられている。今回閉塞の原因検索を行なったので報告する。
【対象】2012年1月から2013年10月までに血栓除去術を行った症例のうち、閉塞直前透析記録の追跡が可能であった10施設25症例(AVF8例/AVG17例:当院12例/他院13例)を対象とした。
【結果】脱血圧を1.00と換算した場合、AVG返血圧平均0.92(0.48~1.43),返血圧0.9以上を11例(65%)に認めた。透析後半に急激な血圧低下を10例(59%)に認め、いずれの症例も下肢挙上やNa投与等で対応され帰宅後に閉塞している。16例(94%)はVAIVTでfollow upしていたが、次回予定診察まで持たせようとして閉塞に至っていることが多かった。
【まとめ】無理に持たせようとして閉塞に至っている可能性が示唆され、透析管理では狭窄を認める症例に血管内脱水をきたす透析管理を行なっていることもシャント閉塞に至る一因と考えられた。Dry weightの管理を含め透析医療従事者への教育の大切さも再認識させられた。

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