演題情報

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開催回
第59回・2014年・神戸
 

当院におけるクリアランスギャップの検討

演題番号 : P-1-523

谷 桂介:1、上岡 正明:1、細谷 真弓:1、佐藤 渉:2、佐々木 裕子:2

1:戸田中央腎クリニック 臨床工学科、2:戸田中央腎クリニック 腎臓内科

 

【目的】当院では定期採血を実施してKt/Vを算出している。その結果からクリアランスギャップ(以下CL-GAP)を算出しCL-GAP≧10%の原因について検討する。
【方法】
1.当院の患者123名を対象に過去3か月間の採血結果よりCL-GAPを算出
2.CL-GAP≧10%の症例に対して再循環の有無、実血流量を測定し改善対策を検討
3.対策後の結果を再調査してCL-GAPを算出
【結果】
1.123名中25名の患者がCL-GAP≧10%に該当した
2.25名のうち再循環0名、血流不良4名であった
3.血流不良に対し対策を実施した結果4名中3名で脱血状態は改善傾向を呈しCL-GAPも減少傾向となった
【考察】
徐々にCL-GAPが上昇した症例はその後血流不良が発見された。CL-GAPの変化はVA機能不全の早期発見に寄与すると思われる。
いずれにも該当しない症例のPWI<2は11名であった。体液過剰の存在がCL-GAPを高値にさせたと考えられる。
【結論】
CL-GAPがシャント管理する上で有用な一助となることが期待された。CL-GAPによるシャント管理は体液過剰の有無を考慮した検討が必要である。

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