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開催回
第59回・2014年・神戸
 

シャント音の分析・定量化手法についての検討 第2報

演題番号 : P-1-521

川合 真子:1、鈴木 彰文:1

1:鈴鹿医療科学大学 医用工学部臨床工学科

 

【目的】シャント音によるバスキュラーアクセス管理は簡便だが、評価に個人差が出やすい。そこで、我々はシャント音評価の定量化を検討している。前回は、教育用音源を用いてアルゴリズムの開発、比較・検討を行った。今回は、電子聴診器および市販マイクロフォンを用いて臨床データを収録し、さらなるアルゴリズムの改良を加えた上で評価を行った。
【方法】血管狭窄に伴う音の変化は、断続的な音として聞こえる場合(拍動音)と、高周波成分を多く含む場合(狭窄音)がある。今回は、従来のARモデルを用いたスペクトル解析に加えて、時間波形から求める5つの断続性指標値を追加した。また、1心拍に対応するシャント音の区間分割の自動設定を可能にし、精度を向上させた。透析患者19名58音源データを透析技術認定士3名が分類した後に、解析結果の分類と一致するか比較・検討した。
【結果および考察】狭窄音、拍動音ともに、臨床評価において各指標値に有意な差がみられ、分類が可能であり、本アルゴリズムの有効性を示す事ができた。

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