演題情報

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開催回
第59回・2014年・神戸
 

血液流量と穿刺針が透析効率に与える影響

演題番号 : P-1-504

阿部 聖也:1、本多 仁:1、小林 祐子:1、大浜 和也:1、岡田 浩一:2、鈴木 洋通:2

1:埼玉医科大学病院 血液浄化部、2:埼玉医科大学病院 腎臓内科

 

【目的】血液流量と穿刺針の外径が透析効率に及ぼす影響を検討した。
【対象・方法】血液流量と穿刺針を変更した維持透析患者7名を対象に、変更前後のBUN、Cr、Pの除去率、Kt/Vを調査した。また、同時期に超音波エコーにてFV、RI、シャントの血管径の測定を行った。
【結果】16G穿刺針使用時に血液流量を200ml/minより250ml/minへ変更時のBUN、Cr、P除去率はそれぞれ平均で6.4、0.8、-0.2%の変化だった。Kt/Vは平均0.22増加した。血液流量250ml/minに穿刺針16Gから15Gへ変更時のBUN、Cr、P除去率はそれぞれ平均で4.2、0.7、-0.2%の変化だった。Kt/Vは平均0.06増加した。FVの平均は1093ml/min、RI0.44であった。
【まとめ】16G穿刺針、血液流量の増加により透析効率の増加が得られた。特にKt/Vでは6名において0.1以上増加していた。しかし、血液流量250ml/minの時に15G穿刺針に変更するもKt/Vの増加がほとんど得られなかった。
【結語】透析効率の増加を目的とした血液流量の変更は穿刺針やシャント状態を考慮すべきである。

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