ポスター
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シャントトラブルスコアリングシート(STS)によるVA機能管理の有用性 演題番号 : P-1-495 福良 敬太:1、伊東 秀記:1、白倉 誠也:1、後藤 知宏:1 1:亀井病院 臨床工学部
【目的】CL-GapによるVA機能管理に加え、2012年からSTSを併用したので、その有用性を検討する。
【対象】2012年11月から2013年11月までの期間連続してSTSを記録できた83名を対象とした。 【方法】1)STSは3点以上、CL-Gapは5%以上の相対的変化を異常とし、それぞれ正常と異常で4分類に分け、VAIVT件数を比較した。2)VAIVT施行患者と非施行患者に分け、STSカテゴリ別平均点を比較した。 【結果】1-1)STS・CL-Gap共に正常は5名(VAIVT3件)、1-2)STS正常・CL-Gap異常は17名(VAIVT20件)、1-3)STS異常・CL-Gap正常は16名(VAIVT15件)、1-4)STS・CL-Gap共に異常は45名(VAIVT63件)であった。2)平均点ではVAIVT施行患者が「狭窄部聴取」、「静脈圧上昇」で有意に高かった。 【結語】STSでCL-Gap正常患者のVA機能不全を発見でき、スクリーニングとして有用であることが確認できた。 |
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