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脱血針の違いによる血流量の評価 演題番号 : P-1-481 御厨 翔太:1、原 隆雄:1、須鎌 香里:1、土屋 智一:1、宮本 亮平:1、長井 慎二:1、望月 隆弘:2 1:亀田総合病院 医療技術部ME室、2:亀田総合病院 腎臓高血圧内科
【背景】
透析効率向上の為には、様々な要因がある。 なかでも、限られた透析時間のなかで最善の効率を得るために高流量が求められている。 このように血液流量(QB)は重要である。 しかし、QBの設定は機械的であり実血流と乖離する症例も見られる。 今回、我々は穿刺針の違いが血流量に与える影響について検討した。 【方法】 高血液流量(QB200ml/min以上)の患者において、脱血側の穿刺針をゲージ数、有効長を変えその違いによる実血流量、ピロー径、静的動脈圧を比較した。 尚、穿刺部位は同位置とした。 【結果・考察】 ゲージ数、有効長の変更により各項目とも改善された。 血流量確保の為には、ゲージ数の変更は勿論、有効長の変更も有用であると考える。 しかし、有効長の違いは透析中の脱落などのインシデント対策も重要である。 【結語】 適正な血流量確保には、ゲージ数及び有効長の検討が必要である。 また、定期的なモニタリングも大切である。 |
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