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開催回
第59回・2014年・神戸
 

出血コントロールが困難な症例での血漿交換療法施行時の工夫

演題番号 : P-1-434

田中 英昭:1、中村 拓生:1、廣嶋 律子:1、畑中 淳志:1、芳本 実奈津:1、丹田 修司:2

1:地方独立行政法人 明石市立市民病院 臨床工学課、2:地方独立行政法人 明石市立市民病院 内科

 

【目的】血漿交換療法(以下:PE)施行時において、短期留置カテーテルの刺入部からの出血を認める症例を経験したので、PE施行時における抗凝固剤の減量を検討した。
【症例】42歳女性、SLE、多発性肝血管腫、慢性DIC(出血傾向あり)。
【方法】全13回のPE毎に、PLT、PT(%)、Fibを測定し、装置のTMP変化、および血液回路と血漿分離膜の血栓や残血の有無を目視で確認し、段階的に抗凝固剤を減量する。
【結果】2回目のPEから抗凝固剤の減量を行い、10回目より不使用、13回目はFib上昇にて少量の投与を再開し終了としたが、カテーテル刺入部の出血改善までには至らなかった。
【結論】血液浄化療法施行には、医療安全上は抗凝固剤の不使用は推奨されるものではないが、抗凝固剤の使用は出血を助長する。本症例では抗凝固剤減量後も出血は改善しなかったが、症例に合わせて迅速に至適投与量での施行方法を確立したい。

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