演題情報

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開催回
第59回・2014年・神戸
 

血栓性血小板減少性紫斑病(TTP)に対し、血漿交換療法(PE)、Rituximab導入にて寛解が得られた一症例

演題番号 : P-1-431

濱田 祐己:1、森岡 健彦:2、赤木 滋:1

1:広島市民病院 人工心臓センター、2:広島市民病院 血液内科

 

【症例1】37歳女性、四肢の皮下出血を認め近医受診。血小板減少・貧血・検尿異常を指摘され当院紹介となる。入院時、溶血性貧血、血小板減少からEvans症候群と考え、PSL投与により治療開始。第5病日、貧血症状、血小板減少進行、破砕赤血球を認め、TTPと診断。第7病日、呼吸状態、意識レベル悪化によりICUにて人工呼吸管理の下、PE開始。ADAMTS13活性は測定感度以下よりTTPと確定診断に至る。PE計15回施行、ステロイド療法(prednisolone、mPSL pulse)を行うも治療抵抗性を示し、Rituximab投与を行う。一旦寛解するも、第29病日再燃、更にPE計4回施行。その後寛解が得られ、第59病日退院となる。【まとめ】TTPは、致死率の非常に高い疾患である.確定診断には時間を要し疑われた場合、早期にPEを開始し病状悪化を防ぐ。検査データの推移や臨床経過により、治療方針を考えていく事が重要である。

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