演題情報

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開催回
第59回・2014年・神戸
 

血液透析(HD)と血漿交換(PE)併用における施行方法に検討を要した1症例

演題番号 : P-1-429

小西 康司:1、萱島 道徳:1、米田 龍生:2、吉田 克法:2

1:奈良県立医科大学附属病院 医療技術センター、2:奈良県立医科大学附属病院 透析部

 


【緒言】近年、自己免疫疾患を伴う腎機能障害が散見され、HD・PE併用が必要な症例がある。今回、施行方法に検討を要したHD・PE併用症例を経験した。
【症例・経過】症例は72歳、男性。腎機能障害を伴う抗GBM抗体陽性に対しHD・PE併用を施行。初回はPE後にHDを施行したがHD時シバリングが出現し、アレルギーの可能性を考え透析膜変更により症状は改善した。その後、長時間臥床が苦痛となり消化管出血も認められ、時間短縮、抗凝固薬減量、電解質補正を目的にHD・PE同時併用を施行し、以降良好に経過した。
【考察】HD・PE併用ではFFPや透析膜などアレルギーの要素は多数あり、個別施行ではアレルゲンが特定しやすい。一方、同時施行では短時間による精神的苦痛軽減、電解質補正などの利点があると考えられる。
【結語】HD・PE併用では個別施行、同時施行各々に長所短所があり、患者状態を把握・配慮して、施行方法を検討する必要がある。

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