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開催回
第59回・2014年・神戸
 

難治性ネフローゼ症候群を呈した巣状糸球体硬化症の8歳女児に対するLDL吸着療法及びCHFの経験

演題番号 : P-1-428

近藤 広光:1、箕輪 侯彦:1、渡辺 誠:1、白澤 忠敏:1、天野 芳郎:2、小林 衛:3

1:長野赤十字病院 臨床工学技術課、2:長野赤十字病院 小児科、3:長野赤十字病院 腎臓内科

 

【症例】8歳5ヶ月 女性
【現病歴】入院する18日前から熱と上気道症状を繰り返し、全身倦怠感、浮腫が出現してきたため、某年10月12日に当院に入院した。
【入院時所見・検査】体重27.9kg、血圧128/84。眼瞼と下腿に浮腫を認めた。血尿(3+)、蛋白尿(蛋白/Cr比10.7)、低蛋白血漿(TP4.0、Alb1.9)を認めた。腎生検で巣状糸球体硬化症と診断した。
【臨床経過】ステロイドパルス療法、免疫抑制剤を開始したが尿蛋白の漏出は改善せず、11月29日よりLDL吸着療法を週2回、計9回施行した。血漿分離器は旭化成社製OP‐05W、吸着器はカネカ社製リポソーバLA-15を使用した。また浮腫が増強したためCHFを施行し除水した。ヘモフィルターは旭化成社製エクセルフローAEF-03を使用した。尿蛋白は持続していたものの、検査データ上改善が見られ、不完全寛解と判断し、以後プレドニン内服を継続した。
【まとめ】8歳27kgの女児にLDL吸着療法及びCHFを安全に施行できたので報告する。

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