演題情報

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開催回
第59回・2014年・神戸
 

透析患者の下肢切断件数が0件につながった要因

演題番号 : P-1-353

白石 夕起子:1、野澤 裕子:1、西尾 友介:1、長田 竜子:1、藤本 加奈子:1、石丸 加奈子:1

1:三木山陽病院

 

【目的】当透析室では120名中約60%を糖尿病患者が占め、毎年1~3件の下肢切断を経験していたがH25年は0件であった。フットケア開始から7年が経過し、どのような要因が下肢切断0件につながったのかについて検討した。【方法】過去7年間のフットケア状況を足病変の予防、早期発見、早期介入の視点で考察した。【結果・考察】フットケア開始当初は足の観察頻度は少なかったが現在では毎月全患者にフットケアを行っている。その間14症例の切断を含む40名64足肢の足病変を経験した。観察と共に行う指導回数の増加は、清潔や保湿などの患者のセルフケア行動を定着させ足病変発症予防につながったと考える。また多数の足病変症例の経験がスタッフの経験値を向上させ、少しの変化にも気付きやすくなり、速やかに医師に相談し早期介入できたことが足病変の治癒または悪化の防止につながったと考える。さらにスタッフの経験値は患者指導などのフットケアに還元され、これらが総合的に作用し、その継続により下肢切断が0件につながったと考える。

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