演題情報

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開催回
第59回・2014年・神戸
 

外来維持透析患者の脂質異常に対するEPA・DHA製剤の使用経験

演題番号 : P-1-279

山田 昌彦:1、青木 栄子:2、小方 竜也:3、江崎 真我:4、岩堀 徹:4、樋上 健:3、江崎 昌俊:4、樋上 駿:3、添田 耕司:2

1:山田医院、2:稲毛駅前クリニック、3:稲毛病院、4:幸有会記念病院

 

[目的]外来維持透析患者ではLDL高値例は多くないが動脈硬化例が多く、その促進因子として低HDLコレステロール、高TG等の脂質異常の関与が考えられている。従来より透析患者の脂質異常を異脂血症ととらえ種々の治療が行われてきたが、今回EPA・DHA製剤を投与しコレステロール値、TG値等を検討した。[方法]脂質異常のある外来維持透析患者で、いずれもHDLコレステロール40mg/dl未満で、1群はTG300mg/dl以上(5例)、2群はTG150<300mg/dl(10例)に対し、EPA・DHA製剤2g/日を投与した。[結果]投与6ヵ月で全例でTG値が288から188mg/dlと改善し(P<0.02)、1群でP<0.02、2群でP<0.05であった。HDLコレステロール値はいづれも増加傾向がみられるも有意差はなく、LDLコレステロールの上昇はみられなかった。[考察]外来透析患者の脂質異常症は難治とされてきたが、EPA・DHA製剤の投与は病態の改善に有用である可能性が示唆された。

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