演題情報

ポスター

開催回
第59回・2014年・神戸
 

当院に紹介されたヘモクロマトーシス合併の血液透析の一例

演題番号 : P-1-276

内木 義人:1

1:新大阪病院

 

【症例】68歳男性。30歳で糖尿病を発症し、60歳で慢性腎不全のため血液透析に導入となった。家族歴としては、父、姉、息子(長男)が糖尿病のため加療を必要とする状態である。当院には脳出血後遺症でリハビリ目的で転院となったが、転院時の採血で、Hb 10.3 g/dl (NESP 20μg/2w)、血清フェリチン 2304 ng/mlと高値であった。炎症反応の上昇を認めず、腹部CT上、肝ヘモクロマトーシスの所見を認めた。このため、鉄過剰症として加療を行い、血清フェリチン 798 ng/mlまで低下を認めたが、治療休止により、血清フェリチン値は増悪した。血清フェリチン高値の原因は不明であるが、血清フェリチン2,500ng/mL を境に心イベントの発生率は著明に上昇するとの報告されていることから本症例においては厳重かつ継続的な管理を必要とする。本症例の治療経過について文献的考察を加え報告する。

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