演題情報

ポスター

開催回
第59回・2014年・神戸
 

透析患者におけるABCG2トランスポーター機能の検討

演題番号 : P-1-275

大山 恵子:1、諸見里 仁:1、大山 博司:2、松尾 洋孝:3、藤森 新:4

1:医)社団つばさ つばさクリニック、2:医)社団つばさ 両国東口クリニック、3:防衛医科大学校分子生体制御学講座、4:帝京大学医学部内科

 

【目的】痛風をきたす主要な原因遺伝子としてABCG2(ATP-binding cassette transporter subfamily G、member 2)が同定され、高尿酸血症の遺伝背景としてABCG2トランスポーター(ABCG2)の機能低下が注目されている。高尿酸血症は末期腎不全の発症・進展に深く関与していると考えられているが、血液透析患者のABCG2機能を検討した報告はない。今回、ABCG2機能を遺伝子多型変異で分類し、透析導入との関係性について検討した。
【方法】当クリニックの血液維持透析患者138例を対象に、ABCG2機能をABCG2の遺伝子多型変異(Q126XとQ141K)の組合せパターンで4群に分類し、透析導入年齢および血清尿酸値を比較した。
【結果】ABCG2機能が低いほど、透析導入年齢が若く血清尿酸値が高値であった。
【結語】ABCG2機能低下は末期腎不全のリスク因子である可能性が示唆された。また、ABCG2による尿酸の腎外排泄を示唆する結果がえられた。

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