演題情報

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開催回
第59回・2014年・神戸
 

血液透析導入後の維持透析継続によるビタミンC血中濃度の変化

演題番号 : P-1-272

和田 憲和:1、中尾 俊之:1、岡田 知也:1、長岡 由女:1、岩澤 秀明:1、権藤 麻子:1、南郷 智香:1、古市 ゆり:1、辻本 隆史:1、菅野 義彦:1

1:東京医科大学 腎臓内科

 

【目的】VC血中濃度が基準範囲または基準値より高値の血液透析(HD)導入直前の末期腎不全患者でのHD導入後の維持透析継続によるVC血中濃度の変化について検討した。
【方法】2012年7月以降、HDを導入した末期腎不全患者82例を対象に、HD導入時のHD開始直前にVC血中濃度(VC1)を測定した。そのうちVC1が基準範囲内または基準値より高値の症例に対して、維持HD継続中のHD開始直前にVC血中濃度(VC2)を測定した。
【結果】VC1が基準範囲内または基準値より高値の症例は50例であった。そのうちVC2を確認できた25例でのVC1濃度は、中央値12.1μg/mL(範囲5.5-66.3μg/mL)、一方、VC2は中央値5.9μg/mL(範囲1.9-41.8μg/mL)であり、有意差を認めた(p<0.001)。VC2が基準値未満を認めた症例は、11例(44%)であった。
【結論】末期腎不全患者では、HD導入時にVC濃度非低値であっても、維持HDによるVC欠乏への進展に留意する必要があると考えられた。

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