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開催回
第59回・2014年・神戸
 

当院におけるエポエチンβからエポエチンκへの切り替えによる腎性貧血への効果の検討

演題番号 : P-1-212

北村 里子:1、西川 泰彦:1、千住 雅博:1

1:千住病院 内科

 

【目的】エポエチンβからエポエチンκへの切り替えによる腎性貧血への効果を比較検討した。
【方法】当院の血液透析患者51名を対象とし、2013年3月までのエポエチンβ投与のデータと2013年4月から9月の6ヶ月間エポエチンκ投与後のデータを比較検討した。患者背景は男性22名、女性29名、年齢70.4±12.4歳、透析期間中央値1926日(範囲161~9258日)、原疾患は慢性糸球体腎炎21名、糖尿病性腎症16名、腎硬化症3名、その他4名、不明7名であった。
【結果】ヘモグロビン濃度および血清鉄、フェリチン、TSATはエポエチンβとエポエチンκで有意差は認めなかったが、増血剤投与量はエポエチンβ4500単位/週[3000~6000](中央値[IQR])に比べエポエチンκ6000単位/週[3000~9000]と有意に増加した(p<0.01)。
【結論】同等のHbを保つためにはエポエチンκはエポエチンβより投与量を増量する必要があり、エポエチンκはエポエチンβと比較して腎性貧血の改善および維持効果は弱いと考えられた。

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