演題情報

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開催回
第59回・2014年・神戸
 

RO装置の膜交換に至った原因と今後の対策

演題番号 : P-1-009

三浦 英貴:1、三浦 國男:1、大崎 慎一:2、永嶋 嘉嗣:2

1:(医)玄々堂君津病院 総合腎臓病センター 臨床工学科、2:(医)玄々堂君津病院 総合腎臓病センター 外科

 

【目的】定期のET・生菌検査によりRO膜のリークを発見し、交換に至った。原因から対策講じ、管理方法を検討したので報告する。
【方法】東レ社製RO装置TW-1800HIを対象機器とし、稼動時からの記録(硬度、温度、圧力、電導度、水質)の追及、原水水質の分析・運転条件や機器稼働スケジュールを再検討することで膜負担を軽減する。
【結果】RO膜間圧力差、原水温度、電気電導度に大きな変化は見られなかった。毎月測定しているET値の急峻な変化からRO膜劣化が示唆されたが、2次汚染も懸念される為交換に至るまでに時間を要した。ROタンク洗浄の際UV灯カバー外面に結晶付着を発見した。
【結語】4インチ12本の多ステージ膜システムと、原水中のイオン状シリカの高さがRO膜劣化の主な原因だと推察される。対策として8インチ多段モジュールを用い、膜の阻止率に関与する無機イオンをモニタできるTDSメーターを日常管理に用いることで、RO膜劣化の早期発見・延命につながるのではないだろうか。

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