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開催回
第59回・2014年・神戸
 

洗浄困難なRO水供給ラインに対する洗浄システムの検討

演題番号 : P-1-007

熊山 義久:1、杉浦 正人:1、野上 慎平:1、戸村 亮太:1、尾曽 正樹:1、山本 優希:1、楊 培慧:1、吉田 衣江:1、高橋 延行:1

1:関西医科大学香里病院 血液浄化療法部

 

【目的】従来から洗浄困難とされていた透析液供給装置の上流にあるRO水供給ラインに対し、次亜塩素酸ナトリウム活性化装置(HCA603,TOA DKK社製)を用いた洗浄システムを考案した。
【方法】配管内に組み込んだ三方電磁弁により洗浄液をROタンク内に逆流、循環させる新しいフロー図を作成し、その前後でET値と生菌数の測定を行った。
【結果】このシステムによりRO水供給ラインの洗浄が可能となった。ET値と生菌数はシステム導入直後一過性に上昇したが、速やかに測定感度以下に復した。システム導入時に、RO水供給ラインの配管内部を観察すると、全面に亘って濃密なバイオフィルムの形成および内部に細菌が認められた。
【考察】ET値、生菌数に関わらず、未洗浄ラインにはバイオフィルムが形成されていることが危惧され、さらなる清浄化への取り組みが求められる。我々の考案した洗浄水を逆流、循環させるシステムは、この対策として有用であると考えられた。

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