演題情報

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開催回
第59回・2014年・神戸
 

RO装置の熱水消毒機構による生物学的汚染への有用性

演題番号 : P-1-004

小先 智裕:1、小出 和俊:1、込山 稔:1、海老原 徹雄:1、高尾 克彦:1

1:(医)望星会木更津クリニック

 

【緒言】RO装置をMRE-RO-DCRII(以後DCRと表記)からMRC-RO-DCnano50Ao(以後DCnanoと表記)へ変更し1年以上が経過した。RO装置の熱水消毒機構を持たないDCRと、熱水消毒機構を持つDCnanoのデータを比較することで水質清浄化を評価することとする。
【対象】DCRは月に1度ROタンク洗浄を行い、DCnanoは週に1度熱水消毒を行う他に違いはない。
【方法】DCRとDCnanoのET値・生菌数のデータを比較する。採液部位はRO集合管、ROタンク、透析液供給装置、患者監視装置のETRF前とする。
【結果】どちらも当院が水質管理指針とするJSDT2008が定めた基準を満たしていた。最も生物学的汚染に晒されるRO集合管では、DCRの平均がET値0.0079EU/ml、生菌数4.63CFU/mlに対してDCnanoはET値0.0023EU/ml、生菌数1.19CFU/mlであった。他の採液部位においてもDCnanoが低値となった測定結果が大半を占めた。
【考察・結語】多くのデータでDCnanoが優れた数値となっており、RO装置の熱水消毒機構は水質清浄化において有用なシステムであると考えられる。

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