演題情報

口演

開催回
第59回・2014年・神戸
 

血液透析療法におけるインピーダンス心拍出量計の有用性

演題番号 : O-1239

川口 琢也:1、小林 克樹:3、伊藤 久美:1、今井 雄也:1、花澤 直樹:1、大塚 裕季:1、川口 武彦:2、首村 守俊:1

1:国立病院機構千葉東病院 血液浄化センター、2:国立病院機構千葉東病院 内科、3:国立病院機構千葉東病院 臨床研究センター

 

【目的】透析中の循環動態をインピーダンス心拍出量計を用いて検討した。【方法】外来患者21名を対象にICGモジュール(GEマルケット社)にて透析中の心係数CI、1回拍出量係数SI、収縮期時相STR(前駆出期/左室駆出時間)、血管抵抗SVRを経時的に測定。血液減少率BV、血圧、心拍数HR等の指標と合わせて比較検討を行った。【結果】BVとSIの変動に相関が得られた(R=0.6、P<0.005)が、CIは上昇3、維持10、低下8例あった。血圧はHR、SVR上昇により維持され、CIと相関は無かった。透析前にSTR0.4以上や透析中STR上昇率が高い症例は、STR0.4以下の症例に比べCI、SIは有意に低下し、SVRも高値であった(P<0.05)。【考察】心不全を有する症例の除水には十分に注意する必要がある。インピーダンス心拍出量は無侵襲・連続測定が可能であり、経時的な変化率は指標になり得る。

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