演題情報

口演

開催回
第59回・2014年・神戸
 

血液透析時間の延長は患者に苦痛を与えるのか

演題番号 : O-1222

濱崎 美香:1、高橋 美由紀:1、栗田 めぐみ:1、登坂 一眞:1、東 昌広:1

1:あずま腎クリニック

 

透析医療従事者は透析効率の低下や体液コントロールのため患者に対して透析時間の延長を勧めることがある。その際、「こんなに透析が辛いのに延長なんてとんでもない」「症状がないのにどうして時間を延ばさなくてはいけないのか」と透析時間の延長に拒否的な言葉が返ってくる。
当院では2013年5月の開院当初より、すべての維持透析患者に対し長時間透析を施行している。ここで言う長時間透析とは長時間透析研究会の定義する「週18時間以上(週3回であれば1回6時間以上)」を指す。
他院で3カ月以上透析を行い当院に転院した患者にアンケート調査を行った。その結果、長時間透析を開始する前は「本当に6時間透析に耐えられるのか」とほとんどの患者が不安に感じていたことが判明した。しかし、長時間透析開始後、数か月経過したアンケート調査時点で、患者全員が体調の大幅な改善を体感し、短時間透析に戻りたくないと感じていた。何が患者の気持ちを変化させたのか?当院の長時間透析への取り組みについて報告する。

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