演題情報

口演

開催回
第59回・2014年・神戸
 

在宅血液透析用RO装置の水質に関する検討

演題番号 : O-1215

吉田 功樹:1、中村 信之:1、相澤 裕:2、政金 生人:3

1:矢吹病院 臨床工学部、2:矢吹病院 看護部、3:矢吹病院 内科

 

【目的】当院では2007年より在宅血液透析(HHD)を開始し、6名の患者が治療を行っている。今回は個人用RO装置の微量元素に関する検討を行い、病院内のRO装置との比較を行ったので報告する。
【対象および方法】対象はJWS社製逆浸透水処理装置MH1000CX。HHD患者宅訪問時に水質確認調査を施行した。ISO13959規定の透析用水微量元素測定およびエンドトキシン測定と生菌培養を行った。
【結果】透析用水(RO水)の微量元素は測定内の全項目でISO基準内であった。また、エンドトキシンも測定感度以下であった。透析用水の生菌数は1CFU/mlの検出であった。透析液の生菌数は非検出であった。
【考察】HHDでは治療回数が任意に設定できることが患者のQOLに深く寄与している可能性がある。そのため、水質の担保が病院以上に必要であるが、現状ではUFフィルタの設置がその責任を負っていると思われる。
【結語】HD以上にHHDに関しても患者の目的と安全性の観点から病院と同様かそれ以上の透析液の水質をバリデートしたシステムを構築することが必要である。

前へ戻る