演題情報

口演

開催回
第59回・2014年・神戸
 

腎不全用必須アミノ酸(EAA)製剤アミユー配合顆粒の内服の効果についての検討

演題番号 : O-1172

熊谷 悦子:1、佐中 孜:2

1:健和会病院 透析センター、2:江戸川病院 生活習慣病CKDセンター

 

【対象】透析歴1年以上,週3回の血液透析もしくは血液ろ過透析を受けている3.0g/dl<血清アルブミン(Alb)<3.8g/dl,摂取熱量25kcal/kg/day以上が見込まれる34例.高度の肝機能障害,CRP≧2.0mg/dl,透析前HCO3-<16mEq/L,HbA1c6.5%以上,BMI18未満の患者は除外した.
【方法】内服1カ月前,直前,1~3カ月後毎に血液検査を行い,直前と3ヶ月後にアミノ酸分析を行った.
【結果】3カ月以上内服継続できた29例について検討した.EAA濃度は前844.1±159.4nmol/ml後868.0±222.9nmol/ml,非必須アミノ酸(NEAA)濃度は前2278.2±464.5nmol/ml後2053.6±356.7nmol/ml(p<0.01),EAA/NEAAは前0.38±0.07後0.44±0.08(p<0.01).分岐鎖アミノ酸(BCAA)前337.8±94.0nmol/ml後378.3±222.9nmol/m,BCAA/TotalAA前0.11±0.02後0.13±0.02(p<0.01).Alb<3.5g/dlの群では1カ月後から3.5g/dlに上昇した(p<0.05).
【考察】腎不全用EAA製剤の内服により,EAAが補充された結果,蛋白合成が促進されNEAAが低下したと考えられる.
【結論】透析患者の栄養改善効果をもたらすと推察された.

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