演題情報

口演

開催回
第59回・2014年・神戸
 

当院の高齢透析患者におけるロコモティブシンドロームと栄養状態の検討

演題番号 : O-1171

眞井 佳子:1、石井 真澄:1、藤尾 耕三:1、高須 伸治:1

1:(医)伸寿会 高須クリニック

 

【目的】透析患者の高齢化により、患者の多くは栄養状態や運動機能の低下をきたしていると言われている。この度、当院の高齢透析患者のロコモティブシンドロームと栄養状態の関係について検討した。
【対象・方法】65歳以上の外来透析患者107名に対し日本整形外科学会作成ロコモ25を用いてロコモティブシンドロームの評価を行い、ロコモ群63名と良好群44名のMIS、GNRI、Alb、Hb、CRP、BMI、骨格筋量、体脂肪量、骨密度、ABIを比較検討した。
【結果】MISはロコモ群7.8±3.7、良好群4.4±1.9、GNRIはロコモ群91.7±7.1、良好群95.6±3.8とロコモ群の栄養状態が悪く、CRPはロコモ群0.57±0.67mg/dL、良好群0.23±0.52 mg/dLとロコモ群が有意に高値だった。その他Hbを除くすべての項目においてロコモ群は有意に低値であり、ABIが低く、痩せ傾向にあり、骨格筋量、骨密度が有意に減少していた。
【考察】ロコモティブシンドロームを予防するには、運動療法と同時にMIA症候群を念頭においた栄養管理が必要であると考えられた。

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