演題情報

口演

開催回
第59回・2014年・神戸
 

臓器移植普及を目指して

演題番号 : O-1150

中村 有紀:1、岩本 整:1、横山 卓剛:1、木原 優:1、今野 理:1、河地 茂行:1、島津 元秀:1

1:東京医科大学八王子医療センター 消化器外科・移植外科

 

改正移植法が施行され小児移植可能となったが提供数は増加していない。臓器提供数増加には1)提供施設の負担軽減(2)提供方式の改訂(3)コーディネーターの増員(4)院内整備があげられる。
2014年1月現在、脳死移植提供は252例、改正後149例に及ぶ。改正後の脳死/心停止提供数は45/65件(2012)、47/37件(2013)であり、臓器提供件数は増加していない。東京都でも提供数/移植数が35/66件(2012)、38/66件(2013)と横這いである。当施設は2013年まで臓器提供を36件行なったが、自施設での死体腎移植を8例のみであった。救命医と移植医、コーディネーターにより、院内ドナーアクションを行っているが、提供数と移植数の乖離にはジレンマがある。同一施設での提供と移植を可能にすることは、虚血時間短縮、輸送コスト削減、人材有効利用、モチベーション向上につながる。同一施設の場合に、公平な斡旋を順守し、新たな加算を設けることは移植施設が臓器提供も積極的に行うことになりドナープール拡大につながると考える。

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