演題情報

口演

開催回
第59回・2014年・神戸
 

献腎移植ハイリスク外来におけるHBVワクチン接種の現状 ~抗体獲得の視点から~

演題番号 : O-1147

松尾 研:1、森 典子:1、山本 恵則:1、萩原 覚也:1、芹沢 寛子:1、伊藤 健太:1、毛利 知未:1、村上 雅章:1、松尾 陽子:1、田中 聡:1

1:静岡県立総合病院 腎センター

 

【はじめに】本院では2011年に腎臓内科において献腎移植ハイリスク外来を開始した。対象は献腎移植待機患者でそのリスクを以下のように3つに分類している。
【リスク分類】1.心血管系リスク、2.免疫学的リスク、3.公衆衛生学的リスク。
たとえば2.免疫学的リスクの拾い上げには病歴が有用である。10名の検討ではあるがsingle antigen beadsを用いた同定検査をgold standardとすると、2次移植予定であるという病歴が陽性尤度比 +LR=5.00, χ2(1) = 3.750, P=0.048で、輸血歴や妊娠歴より有用な情報であった。3.公衆衛生学的リスクには感染症と癌のリスクが挙げられ、感染症にはACIP推奨のimmunization schedule、癌にはHD導入後もroutine screening programの維持を掲げている。
【vaccine】移植候補となる可能性の高い透析7~17年という長期透析患者19名にHBVワクチン接種を行ったが、その抗体獲得に関して文献的検討とともに考察する。

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