演題情報

口演

開催回
第59回・2014年・神戸
 

腎移植後再導入患者の再導入病態についての検討

演題番号 : O-1136

今井 洋輔:1、橋本 展洋:1、安田 慶明:1、光本 憲祐:1、冨田 弘道:1、鈴木 朗:1、今村 亮一:2、山口 誓司:2、林 晃正:1

1:大阪府立急性期・総合医療センター 腎臓高血圧内科、2:大阪府立急性期・総合医療センター 泌尿器科

 

【目的】我が国における移植腎機能廃絶患者は2009年末で2111名とされているが、再導入時の病態について報告は少ない。そこで今回我々は、当院で移植後再導入された症例の導入時の病態について検討した。【方法】2008年~2013年に当院にて透析導入した763例のうち、移植後再導入となった16例について、再導入時の血液検査データ、合併症等を調査した。【結果】男性 13名、平均年齢45歳(19-71歳)、平均生着期間は12年5ヶ月、生体腎移植5例、献腎移植 10例、不明 1例。再導入時の検査データではAlb 3.4g/dl、Cr 7.4mg/dl、Hb 8.9g/dl、CRP 4.0mg/dlと低栄養、ESA抵抗性貧血、炎症の存在が目立った。1例は再導入後1ヶ月で敗血症により死亡、また5例に腫瘍性病変が合併し、うち3例は再導入前に悪性腫瘍と診断・治療され、1例は再導入後1年以内に別の悪性腫瘍も指摘された。【結論】腎移植後再導入時は、炎症・低栄養の存在、悪性腫瘍の合併に留意が必要と考えられた。

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