演題情報

口演

開催回
第59回・2014年・神戸
 

心臓外科手術後の透析患者に対するAT強度の処方心拍数の検討

演題番号 : O-1106

矢部 広樹:1、森山 善文:1、河野 健一:2

1:名古屋共立病院 リハビリテーション課、2:愛知医療学院短期大学

 

【目的】心臓外科手術後の透析患者における運動負荷試験(CPX)中の心拍応答と、安静時心拍数(HRrest)から、AT強度の処方心拍数の設定方法を検討した。
【方法】心臓外科手術後の透析患者13名(年齢58±9歳)に対しCPXを実施し、AT時(HRAT)と症候限界時(HRpeak)の心拍数を測定した。そして単回帰分析によりHRATの回帰式をHRrestから作成した。またKarvonen法(HRKar)および回帰式(HR回帰)により求めた処方心拍数と、HRATおよびHRpeakとの一致性を級内相関係数(ICC)にて検討した後、Bland-altman解析を行った。
【結果】Karvonen法によるHRATの強度は15.1%であった。HRATの回帰式は0.9×HRrest+20で有意であった(R2=0.73)。HRpeakは80%HRKarとの間に一致性を認めず、HRATはHR回帰(ICC=0.85)および15%HRKar(ICC=0.85)と有意な一致性を認め、どちらも有意な誤差を認めなかった。
【結論】透析患者の最高心拍数はKarvonen法にて予測できず、HRATはKarvonen法の15%負荷強度、もしくはHRrestを用いた回帰式から予測することができる。

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