演題情報

口演

開催回
第59回・2014年・神戸
 

血液透析患者の筋力と骨量の関連

演題番号 : O-1103

米木 慶:1、松永 篤彦:1、北川 淳:1、松沢 良太:1、阿部 義史:1、原田 愛永:1、石川 凌馬:1、渡邊 孝明:1、高木 裕:2、吉田 煦:2

1:北里大学大学院 医療系研究科、2:さがみ循環器クリニック

 

【目的】血液透析(HD)患者の筋力と骨量の関連を明らかにする.
【方法】対象は,外来HD患者191例(年齢67±9歳,女89例,HD期間8±10年)とした.調査項目は,臨床的背景因子(年齢,性別,HD期間,body mass index),血液指標(血清補正カルシウム,血清リン,副甲状腺ホルモン),筋力(握力)および骨量(stiffness index)とした.なお,骨量は定量的超音波骨量測定法を用いて測定した.解析方法は,臨床的背景因子と血液指標で調整した重回帰分析を用いて,筋力と骨量の関連を男女別に検討した.
【結果】調整後の重回帰分析の結果,男女ともに,筋力は骨量と関連する独立した因子であることが認められた(それぞれ,p<0.05)
【考察】HD患者特有の病態に関する因子を考慮しても,HD患者の筋力は骨量と有意な関連を認めた.したがって,HD患者の骨量低下を予防する治療の一つとして,HD患者の筋力の維持ならびに向上を目的とする運動療法を展開する必要があると考えられた.

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