演題情報

口演

開催回
第59回・2014年・神戸
 

外来透析患者を対象にしたサルコペニア調査

演題番号 : O-1102

和泉 維:1、古屋 徹:1、小沢 尚:2

1:東久留米クリニック、2:小平北口クリニック

 

【はじめに】
当施設および関連施設の外来透析患者を対象にサルコペニア調査を行い、一定の見解を得たので以下に報告する。
【対象と方法】
第1回目の測定は平成25年6月に行った。対象は65歳以上の患者39名。右大腿直筋厚を超音波診断装置にて測定し、他、握力と自由歩行速度を測定した。透析患者移動動作評価表(小澤ら、2010)を用い自覚的困難感を聴取した。筋厚のカットオフは、健常者18~39歳の筋厚の平均値‐2SDとした。
【結果】
サルコペニアと判定されたのは29名(74%)。そのうち、重症サルコペニアが14名。サルコペニアの有無を規定する因子は、大腿直筋厚と年齢であった。また、大腿直筋厚・年齢とGNRIに弱い相関が認められた。重症サルコペニアで自覚的困難感が悪化していた。
【まとめ】
今回の調査より、サルコペニアの重症化防止策の臨床的意義がより明らかになった。現在は、医師の指示があった患者を対象に運動療法を行っているところである。更に今後も再評価を行う予定である。

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