演題情報

口演

開催回
第59回・2014年・神戸
 

血液透析患者の筋肉減少の検討

演題番号 : O-1101

森下 義幸:1、久保 和也:2、芳賀 裕美:2、島田 俊昭:2、清水 真由美:2、堀井 敬:2、小宅 政恵:2、三木 敦史:1、長田 太助:1

1:自治医科大学附属病院 腎臓内科、2:芳賀赤十字病院

 

【目的】血液透析(HD)患者の筋肉減少を検討した。【対象と方法】維持HD患者34 名(男性19名, 女性15名,年齢66.9±9.62歳)を対象とした。筋肉量をHD後に生体インピーダンス法で測定し, 骨格筋指数(SMI)(四肢筋肉量(kg)/身長(m2))を算出した。筋力を握力計で測定した。SMIおよび握力と年齢, 性別, HD期間, HD時間およびHD評価パラメーター(BMI, spKT/V, nPCR, %CGR, 血清Alb)の相関を多変量解析で分析した。【結果】SMIは4.58±0.95 kg/m2で握力は19.9±7.74kg であった。年齢, 性別, HD期間, HD時間を含めた解析でHD期間はSMI(-0.401, p<0.01)および握力(-0.495, p<0.01)と有意逆相関した。BMI, spKT/V, nPCR, %CGR, 血清Albを含めた解析ではspKT/VがSMI(-0.708, p<0.01)および握力(-0.457, p<0.01)と有意逆相関した。【結論】HD患者ではHD期間が長くなるほど筋肉減少が進行し、HD効率評価マーカーspKT/Vは筋肉減少の影響を受ける可能性があり評価に注意が必要である。

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