演題情報

口演

開催回
第59回・2014年・神戸
 

透析患者のリハビリテーション介入効果と生命予後

演題番号 : O-1100

塚原 秀樹:1、中村 裕也:2、村上 卓也:1、遠藤 美紗子:1、渡邉 佳誠:1、島野 優:1、井上 通泰:2、清水 辰雄:2、松岡 義之:3、後藤 博道:2、後藤 善和:3

1:埼友草加病院 リハビリテーション科、2:埼友草加病院 内科、3:埼友草加病院 脳神経外科

 

【目的】透析患者のリハビリテーション介入効果と生命予後を検討した.
【方法】透析患者100例を対象に、リハビリテーション介入前後のADLをFIM(運動項目91点、認知項目35点)で検討した.累積1年生存率はFIM改善・非改善で層別化し、Kaplan-Meier曲線を求め、群間差をLog-rank testで検定した.FIM改善率の中央値で2群に分け、FIM高改善要因を多重Logistic回帰分析で解析した.FIM認知項目によるFIM改善率予測能をAuROC curveで評価した.
【結果】FIMは平均62.6点から75.2点に改善した(運動12.0点、認知0.6点).FIM改善群の1年生存率は非改善群と比べ有意に高かった.FIM認知項目はFIM高改善の有意な関連因子で、AuROCは0.713(p<0.005)で、至適cut-off値は34点(感度60%、特異度79%)だった.
【結論】透析患者のリハビリテーション介入で運動機能の改善が大きく、FIM改善患者の予後は良い.ADL改善にはFIM認知機能35点満点の保持が重要である.

前へ戻る