演題情報

口演

開催回
第59回・2014年・神戸
 

透析液Ca濃度2.5から2.75mEq/Lへ変更後の臨床評価

演題番号 : O-1012

寺田 尚人:1、角田 優子:1、藤掛 拓也:1、佐藤 崇:1、市川 右雄:1、馬乗園 伸一:1、安藤 友之:1、山田 一之:1、岩瀬 茉未子:2、臼井 俊明:2、植田 敦志:2

1:日立製作所 日立総合病院 臨床工学科、2:日立製作所 日立総合病院 腎臓内科

 

【目的】 透析液Ca濃度2.5から2.75mEq/Lへの変更に伴う臨床効果について比較検討したので報告する。【方法】 外来維持透析患者16例を対象に、透析液変更前、変更後6カ月、12カ月、18カ月の補正Ca、P、i-PTH、VD製剤、P吸着薬の投与量、CKD-MBDガイドライン管理目標値達成率について比較検討した。【結果】 i-PTHは変更前173±116 Pg/mlに対し、12カ月120±80Pg/ml、18カ月99±58Pg/mlで有意に低下したが、補正Ca、Pに変化はみられなかった。静注VD製剤の投与量は、変更前11.0±7.9μg/週に対し、12カ月7.2±1.9μg/週、18カ月6.7±1.8μg/週で有意に低下したが、P吸着薬の投与量に変化はみられなかった。CKD-MBDガイドライン管理目標値達成率は、変更前68.7%に対し、12カ月、18カ月で75%に上昇した。【結論】 i-PTHの低下により静注VD製剤の投与量を減量できた。また、CKD-MBDガイドライン管理目標値達成率も上昇した。

前へ戻る