演題情報

口演

開催回
第59回・2014年・神戸
 

透析液Ca濃度変更による血清P、補正Ca濃度とガイドライン管理目標値達成率の推移~第2報~

演題番号 : O-1011

中村 慶史:1、岸本 佳久:1、山本 正人:1、居合 志瑞香:1、堀本 昌映:1、鈴木 隆夫:1

1:堀本クリニック

 

【目的】透析液Ca濃度2.5mEq/L(キンダリーAF3P号)からCa濃度2.75mEq/L(キンダリーAF4P号)へ変更し、その前後での血清P値(mg/dL)、補正Ca濃度(mg/dL)、および管理目標値達成率(%)を比較検討した。
【方法】2011年10月~2013年9月(液変更は2012年2月)に継続して観察しえた透析患者46例(平均年齢64.5±10.7歳、平均透析歴8.7±5.4年)、週初め透析前の血清P、補正Ca濃度の透析液変更前3ヵ月と変更後18ヵ月までの各3ヵ月間の平均値を求め、達成率の推移を比較検討した。副甲状腺機能はi-PTH(pg/ml)を測定した。
【結果】血清P値>6.0の割合は変更前31.5%から変更後18ヵ月で25.2%、補正Ca値<8.4は19.8%から5.4%に低下し、達成率は56.0%から67.4%へと有意に上昇した(p<0.01)。補正Ca値>10.0は2.9%から3.1%と変化なく、i-PTHの中央値に有意な変化はなかった。
【まとめ】透析液変更後の長期間の使用でも補正Ca値>10.0の割合を増加させることなく、達成率を有意に上昇させた。

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