演題情報

口演

開催回
第59回・2014年・神戸
 

骨髄穿刺が粟粒結核の診断に有用だった透析患者の一例

演題番号 : O-0980

中山 雅由花:1、伊藤 泉:1、山下 紀行:1、福井 彩子:1、井上 裕太:1、太田 矩義:1、竹内 一郎:1、稲垣 哲典:1、中ノ内 恒如:1、三神 一哉:1

1:京都第一赤十字病院 腎センター

 

【症例】80歳男性. 2週間以上持続する不明熱を主訴に当科へ転医. 各種培養検査で結核菌同定が難しかったが, GFT陽性で骨髄穿刺結果で類上皮細胞肉芽腫を認めたため, 結核症と診断し治療を開始した. その直後から肺野に粟粒影が出現, また, 喀痰4週培養で結核菌が同定された. 抗結核治療が奏功し, 退院した. 【考察】透析患者は原因不明熱が多いうえ肺外結核が多く診断に困難をきたす場合が多い. また, 粟粒結核は発症から胸部画像検査で陰影が出現するまでに時間がかかることもあり, 診断の遅延を起こし得る指摘もある. 粟粒結核症の診断に関して骨髄検索が有用であるという報告も多く, 本症例でも骨髄穿刺結果が診断に有用だった.

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