演題情報

口演

開催回
第59回・2014年・神戸
 

当院における透析患者に発症した結核症の検討

演題番号 : O-0977

三上 穣太郎:1、畠山 真吾:2、岡本 亜希子:1、米山 高弘:2、橋本 安弘:2、斎藤 久夫:1、舟生 富寿:1、大山 力:2

1:鷹揚郷腎研究所弘前病院 泌尿器科、2:弘前大学医学部附属病院 泌尿器科

 

【目的】当院における維持透析患者に発症した結核症について検討した。【対象と方法】1988年から2013年まで、当院にて維持透析患者を導入した約1167名を対象に、結核症を発症した18例の背景因子,治療法,予後につきretrospectiveに検討した。【結果】肺結核が10例,肺外結核が8例であった。診断までにはどちらも約3ヶ月を有していた。治療は一般的な多剤併用療法を行ったが,生存期間の中央値は21か月であった。肺結核10例中9例(90%)が死亡,肺外結核では8例中6例(75%)死亡し、両群の生存期間に有意差はなかった。【結論】診断に苦慮する症例が多く,維持透析患者に発症した結核症は予後不良であった。感染症が疑われる際には,結核症を念頭に積極的に診断,治療を行う必要があると考えられた。

前へ戻る