演題情報

口演

開催回
第59回・2014年・神戸
 

透析患者の腎性貧血に対するレボカルニチンの反応性についての検討

演題番号 : O-0969

大川 恵里奈:1、樋口 輝美:1、水野 真理:1、山崎 俊男:1、瀬戸口 晴美:2、石川 由美子:2、遊佐 美恵:2、安藤 英之:3

1:敬愛病院 腎臓内科、2:敬愛病院 透析センター、3:敬愛病院 循環器内科

 

目的:維持透析中の患者の腎性貧血に対するレボカルニチン(LC)の反応性を検討する。対象・方法:維持透析中の患者で、内服患者群113名、非内服患者群40名でLCの用量は20mg/Kgとした。試験開始前、開始6ヶ月後のHb、Hct、ERI等との関連について検討した。結果:試験開始6ヶ月後のERIから開始前のERIを引いた値であるΔERIを算出したが、内服群は-2.4±9.6で、非内服群の+1.7±10.1に比べ有意に低下した。さらに内服患者群において、ΔERIがマイナスとなった反応群とプラスになった非反応群に分けて検討した。反応群の開始前のERIは12.9±8.4で非反応群は7.3±7.0と有意に反応群で、開始前のERIが有意に高値を認めた。また内服群でΔERIをY軸に、開始前のERIをX軸とし、linear regressionを検討したが、有意な負の相関がえられた。結論:LCは腎性貧血のESAの反応を改善させ、その反応性は開始前のERIが関与する事が示唆された。

前へ戻る