演題情報

口演

開催回
第59回・2014年・神戸
 

血液透析患者における内服鉄剤の効果と安全性に関する臨床研究

演題番号 : O-0957

守上 祐樹:1、久米井 真衣:1、岡田 志緒子:1、藤森 明:1、溝渕 憲子:2、坂井 誠:2、横山 聡子:3、中尾 一清:3、吉原 良祐:4

1:甲南病院 血液浄化・腎センター、2:甲南病院 内科、3:甲南加古川病院 血液浄化センター、4:甲南加古川病院 内科

 

【はじめに】日本透析医学会のガイドラインでは血液透析患者における鉄補充剤投与には静脈鉄剤静注投与が推奨されている。しかし、内服鉄剤の方が安全性は高いと考えられるため、その有効性を検討することにした。
【方法と対象】当院のフェリチン(Fer)<70ng/mlの安定維持透析患者9名(女性1名、男性8名、年齢52~77歳、透析歴2~16年)を対象にクエン酸第一鉄ナトリウム(SFC)50mgの投与を開始し、モグロビン濃度(Hb)、Fer、トランスフェリン飽和度(TSAT)など貧血・鉄代謝マーカの経過を追った。
【結果】1ヶ月の経過でHbは10.86±0.8 g/dLから11.4±1.0 g/dLと著変なかったが、TSAT は19.4±8.7 %から38.9±16.8 %と増加、Ferは23.9±8.6 ng/mLから37.3±31.1 ng/mLと増加した。
【まとめ】FSCの認容性および吸収は良好と考えられた。今後症例を増やし長期間の観察をおこなう。

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