演題情報

口演

開催回
第59回・2014年・神戸
 

二次性副甲状腺機能亢進症におけるシナカルセト治療抵抗性の検討:Cinacalcet pre-testとFGF23(第6報)~5年目の効果予測も含めて~

演題番号 : O-0950

齋藤 淳史:1、奥山 宏:2、山谷 秀喜:2、横山 仁:2、石川 勲:3、羽山 智之:4

1:金沢医科大学氷見市民病院 腎臓内科、2:金沢医科大学病院 腎臓内科学、3:浅ノ川総合病院 腎臓内科、4:恵寿総合病院 腎臓内科

 

【目的】シナカルセト(Cin)投与下でもintact-PTH(iPTH)240以下達成が困難な二次性副甲状腺機能亢進症(2HPT)が存在する.Cin投与前にpre-testを行い治療抵抗性の病態予測について検討してきたが,FGF23を中心に再検討した.
【方法】2HPT53例を対象にCin服用前(0hr)と25mg服用3時間後(3hr)に採血しiPTH3hr355.5とΔFGF23(3hr-0hr)2500の基準値を設けた.治療前のFGF23について低値群と高値群に分別し背景因子および多変量解析を検討した.
【結果】FGF23高値群ではP(p<0.001),iPTH3hr(p=0.016)が高く骨型ALP(p=0.021)は低かった.多変量解析では48週後のPTH240達成についてΔFGF23とiPTH3hrを含むモデルが最良(p=0.014)となったが5年後のPTH 240達成についてはiPTH3hrのみ抽出された(p=0.003).
【結論】Cin治療抵抗性についてFGF23とiPTH3hrに関係が見られた.pre-testの5年後の判別的中率は75.8%であった.

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