演題情報

口演

開催回
第59回・2014年・神戸
 

骨量減少を認める低PTH血症透析患者に対するテリパラチド製剤の有効性

演題番号 : O-0939

平松 里佳子:1、乳原 善文:1、澤 直樹:1、川田 真宏:1、今福 礼:1、長谷川 詠子:1、早見 典子:1、住田 圭一:1、諏訪部 達也:1、三瀬 広記:1、星野 純一:1、高市 憲明:1

1:虎の門病院 腎センター内科

 

【目的】骨形成促進剤ヒト遺伝子組み換え1-34PTH製剤(Forteo)の低PTH血症透析患者の骨量への効果【対象方法】血清PTH値60pg/ml以下で大腿骨近位部、腰椎、橈骨遠位端1/3の骨密度が-2.5 SD以下の透析患者6例(67.8±7.4歳, 女性5(閉経), 副甲状腺摘出後3)に本剤20μgを週3回透析後に皮下投与し投与前,3,6,12カ月後の骨代謝マーカーと骨密度の推移を検討【結果】投与前後で血清Ca値は8.9±0.53→8.5±0.7mg/dlと減少しPTHは41.5±26.9→102.4±59.9 pg/mlと上昇。PINP は投与1カ月で最高値を呈し平均変化率は30.4%。投与中BAP は上昇が持続し、一方でTRACP-5b は横ばいで推移。骨密度は大腿骨-3.1±0.6→-2.4±0.4SD, 腰椎-2.6±1.7→-1.3±0.8SD,橈骨-4.0±1.93→-4.6±3.1SDと大腿骨、腰椎で有意に上昇。有害事象は認めなかった。【結語】本剤は連日投与が原則であるが透析患者では週3回への減量投与でも骨密度上昇の可能性が示唆された。

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